佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

佳◯流マンガ祭り(多少ネタバレあり)〜親の愛は強し‼️夫婦の絆は素晴らしい❓〜セブンティウィザン、俺はまだ本気出してないだけ、血の轍、ただ離婚してないだけ、復讐の未亡人

最近は本当に痛ましい事件や事故が相次ぐ。自分に子供がいない時でも、こういう事が起こるといたたまれない気持ちや怒りがこみ上げたりしていたのだが、娘が生まれてからは、本当に、もしそれが自分の娘だったら…という想像がつい頭をよぎり、涙が出てしまう…。子供がいる人生が全てではないし、様々なライフスタイルが認められて然るべきではあるけれど、やっぱり子どもは国の宝。でも、国より何より家族にとっての宝なんだよね。しかも一人ひとりが変えの効かない世界で唯一の…。今回は、家族や夫婦をテーマにしたマンガを紹介していこうと思う。

 

セブンティウィザン 5巻まで読んだ

江月朝一(65歳)は定年退職を迎えたその日、家に帰ると妻、夕子(70歳)から信じられない事実を告げられる。「私、妊娠しました」。終活、そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来の宝に奮闘する。

 

設定がファンタジーなのは、マンガなのでと考えよう。リアル過ぎる年齢だとまた角が立つしね。我が家もどちらかと言えば年齢は高め。衰える体力に、めいっぱい元気な娘…ここまでではないにしろ共感できる事が多々あって…。最近の本当にいたたまれない事故や事件…今までも、こういう事が起こると色んな感情があったが娘が出来てから本当に涙が出て来るようになった。様々なライフスタイルがあって良いと思う。けれど、この年になった自分の価値観さえぶち壊してくれた子どもの存在がくれる力はとてつもない。それを改めて感じさせてくれる良作だ。

セブンティウイザン 1 (BUNCH COMICS)

セブンティウイザン 1 (BUNCH COMICS)

 

 

 

俺はまだ本気出してないだけ 5巻まで読んだ

いい歳こいて突然漫画家を目指し始めたおっさんと、彼を取り巻く「いい迷惑」な人々が織りなすコメディーと思いきや…。

 

40歳過ぎてこの先も考えず会社を退職…そしてマンガ家を目指すという…子供もいるの…という、まぁ、常識的に考えれば「クズ」の物語なんだけど…

まさかの涙‼️

特におっさん同士の友情に…。そして、読み終えた後…わかったのだ…主人公 シズオの生き方に嫉妬している自分がいる事も…。誰にでも一度や二度、夢は持っていたはずだ。しかし、生きていく中で、現実と折り合いをつけながら歩んでいる。芸能人やスポーツ選手は言う。「夢は叶う」と。もちろん彼らの努力と比べたら努力出来なかったのかもしれないが、やはり「夢が叶うのはひと握り」が現実なのだ。でも、そんな中にどう生き方を反映させる事が出来るかが「生き様」なのかもしれない。画風的にも淡々と進む物語は、かえって現実感を与え、そして読んだ後、何でか清々しささえ感じる中年のバイブルだ。

 

さて、ここまで家族の温かさを感じさせる本日のタイトルにふさわしいマンガ達だ。この調子で次は…

 

血の轍 5巻を読んだ

「お前なんかいらない」毒親 静子に初めて反抗した静一は、そのまま吹石の部屋にコッソリ泊まることになる。初めての女の子の部屋…そして迎える二人きりの夜…しかし、当然静子も黙っているはずがなく…。

 

押見修造の事は、このマンガで実は初めて知った。以降、「惡の華」や「ハピネス」と他の作品も読むようになった。作者のマンガ全てを読んだわけではない中で語るのは申し訳ないのだが…

主人公、全部似てねぇ❓

って感じはするのは自分だけだろうか…。まるでホラー/サスペンス界の

あだち充

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正解はオイラにもわからない より

冴えない、煮え切らない少年…もしかしたら作者自身を投影させているのかもしれないのだが…。物語としては次巻で語られるだろう静子の過去で、物語の成否が決まるような気がする‼️

 

あれあれ〜何か雲行きが…いやいや。ここで夫婦の絆を表現したマンガを…

 

ただ離婚してないだけ 3巻を読んだ

セフレの萌を殺害し、それに勘づいた彼氏を名乗る佐野を監禁する正隆と雪映。異常な「殺人共同生活」は佐野の監禁とともに続くが、もちろん限界は近い。どうしてこんな事に…。

 

正直、正隆はクズだけど、雪映は既にサイコの域に…w最初から展開していったので、人によっては内容として薄さを感じるかもしれない。もし、雪映が正隆の不倫に対して悩む姿が、もっと丁寧に描かれていればお互いを向き合った二人の光がもっと鮮明になり、そして萌の件がもっと絶望的なコントラストになったかもしれない…。その点は残念だけど、最初にそこまでやろうとしたら、物語の核心に行き着く前に打ち切られる可能性もあるし…難しいねぇ。

 

あっれぇ〜。夫婦で協力して人殺しちゃってる❓

 

次は旦那さんが亡くなってからも変わらない絆を見せてくれるマンガを… 

 

復讐の未亡人 4巻を読んだ

ストーカーOL・山下、そして密と同じマンションの最上階に住む謎の少女・美花の出現により不穏な空気が漂う中、密と母親との複雑な愛憎、さらには亡き夫・優吾と密との間に起きた過去の決定的な出来事が明らかに。

徐々に話がよく言えば広がって…悪く言えば散漫になって来たかなぁ❓とは言え、おそらく元々は短編だったかもしれないこのマンガを連載モノにした時点である程度しょうがない部分はあると言えばある。密はそもそも復讐を遂げちゃっているしねw後は、もう一気に痛快な復讐劇を展開していってくれればかなw

 

って、段々親の愛とか絆とかいうテーマから離れ結局いつも通り❓そもそもタイトルに「復讐」って入っちゃってるしw

 

読んだ方は是非🙏↓

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