10月新譜情報②好きなバンドや欲しいバンドの相次ぐリリースに悩む〜Hard Rock/Heavy Metal編
さて、Main Stream系でかなりロック色が強かった今月のHR/HM系はと言うと…
聴けばカッコいいんだろうけど、なかなか触手が動かない
というのが正直な感想。いやね。良いものはあるんだけど、Main Streamで挙げたバンドとの比較や絶対買うものがあるので、その辺の調整がかなり難しい…。新作出来はもちろんこれまでの作品のハマり具合なども踏まえどうすれば一番良いのか…悩みどころ💦
まぁ、某HR/HM誌でもあるように今月のメインはSoulflyだろうし、あのジェイク・E・リーによるRed Dragon Cartel。そして往年のKissファンには嬉しいAce Frehleyのソロや私の世代でYngwieと双璧をなしたImpellitteri。まさか2018年に名前を聴くとは思わなかった60年代から誕生しているNazareth(とはいえオリジナル・メンバーは1人だけだけど)。大御所Deep Purpleや先月ガンズのSlashの新譜でも活躍したAlter Bridgeのライブアルバムなどがあるけど、とりあえず自分の中で試聴するまでもなく買わなきゃいけないのが
Helix/Amaranthe
既に購入済。まだ聴き込んでいるとは言えないけれど、前作が自分的にはアメリカ市場を狙いすぎて(そりゃ、全米ヒートシーカーズで3度1位を獲得すりゃそうなるし、全米制覇もして欲しいんだけど💧)、本来持ち味という点ではイマイチだったんだけど、そこのバランスは改善。トリプルボーカル体制(女性ボーカル、男性ボーカル、デスヴォイス)という中で今回の注目はやはり脱退した男性ボーカルのジェイク(その後In FlamesのイェスパーとCyhraを結成)に代わる新ボーカル、ニルス・モーリンの存在だ‼️正直、この脱退劇でもう存続がダメかなと思った彼らが選んだ手段は、レーベルメイトである
Dynaztyの彼を掛け持ちさせるというもの‼️
当然一つのバンドの顔として活動している彼の力量は確かなわけだが、前任に比べエモーショナルで声に幅広さがある反面、透明性という点では及ばないかなというのが正直な感想。彼もメインのバンドがあるからか女性ボーカルのエリースのフォローをこなしているという感じがある。トリプルボーカルでありながら互いに主張しあっていたエリースとジェイクという初期の構造から今作でこのバンドの顔は
間違いなくエリースを中心としたもの
になったという印象。楽曲やエレクトロとメタルの融合という方法論は相変わらず素晴らしいが…1人でもバンドのボーカルとして成立させる事を証明したジェイクの脱退劇の理由はそこにあったのではないかと思ってしまうのは下衆な勘繰りなのだろうか…。
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ちなみにニルスのメイン・バンド であるこちらも今月新譜をリリース。Amarantheの音楽性を自身のバンドに取り入れたような楽曲も。でも、持ち帰らずバンド毎にちゃんと分けた方がいい気もするけどなぁ〜。
Empress/Be The Wolf
イタリア出身のトリオ・バンドの3rd。全部聴いているわけではないけれど、MVや試聴で聴く限りはスピード感など1stに近い。このアルバム作成前に中心人物のフェデリコがパワー・メタル・プロジェクトのFrozen Crown活動を経ている事も無関係ではないかなぁと感じる。HR/HMへ振って来たかなという印象。ただ、
評価の鍵は前作かな❓
もし、前作のジャンルレスな感じを物足りないと感じた人は歓迎だろうし、前作を表現力の成長と捉えた人には結局どうしたいのって思うかもしれない。彼らとすれば日本では評価が高いし、その層は現状で言えばHR/HMファンという事を踏まえればこの選択は間違いではないとは思う。
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辛口に聴こえるかもしれないけれど、このバンドが好きだからと思って欲しい。
要するにおっさんのツンデレだw
だから、こんな長くなっちゃって2つしか紹介出来なかった💦Disturbedは国内盤いつなんだろう❓それによってまたこの中から購入する物も変わって来るしなぁ〜。
読んだ方は是非🙏↓
