佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

カテゴリーはメロデスって言うけれど…エヴァネッセンス(EVANESCENCE)好きな人にもオススメ‼️トリプル・ボーカルの絡みも楽しい〜AMARANTH

さて、現在のHEAVYシーンでは以前リンキン以降、ツイン・ボーカルが増えたっていう話をした事があるけれど、今回紹介するのはそこから更に1名追加された

トリプル・ボーカル

のバンド。その名は

AMARANTH

スウェーデンのバンド。3人の内訳は、

女性ボーカル

男性クリーン・ボーカル

男性グロウリング→デス・ボイス

このバンドの2011年の1stは衝撃だったね‼️

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スピード感があり、フックがありつつコンパクトにまとめられた楽曲(基本的に3分台でフェードアウトで終わる曲はない)の中に切れ味の良いギターソロも入っている。そしてその楽曲を彩るキーボードやエレクトロ・ビート。そこに時に個を主張し、また時に絡みあって更に楽曲をパワフルにしていく3人のボーカル。まさに

普遍的なHR/HMと現代HEAVINESSが完璧に融合した瞬間‼️

という感じがした。同年発売されたEVANESCENCEの3rdより聴き込んだなぁ。ホントに

これは、凄いな…

このまま成長すればとんでもない事になるんじゃないかなぁと思った。一方で、2ndはもうこれを超えることは難しいんじゃないかなという思いも頭をよぎった…。

 

そして迎えた2013年に2ndが発売される。自分が抱いていた不安は

杞憂だった。

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2ndは多くのアーティストにとって鬼門。このBlogで何度も言っているけど、同じ事をすれば前ほどのインパクトはなくなるし、音楽の幅を広げ過ぎるとこちらが期待しているものが満たされなくなるという完全アウェーな環境。それが2ndアルバム。そんな中、彼らが選択したのは、

ファンが期待している彼らの音楽の範疇を超えずに音楽の幅を広げる

という事に成功した。イメージを崩す事なく、その音はよりメジャー感を増し、音に立体感を出すという離れ業を成し遂げた。ここで見せたバランスは絶対次作で原点回帰に向かおうが更なる音楽性の拡がりをしようがもうどちらの選択肢も可能にするという絶妙なバランスを見せる‼️変な話、もし彼らがアメリカ出身のバンドだったならば、この時点で音楽の最大マーケットであるアメリカでEVANESCENCEに取って代わって成功する事が出来ていたんじゃないかと思う。そう思わせるほどの力作だった。自分の中では今の所の最高傑作はこれじゃないかなと思っている。そしてアメリカでの注目度も少しずつ増していく事になる(ヒートシーカー・チャートで12位)。

 

そしてグロウルが交代した3rdでBillboard100位だったかな。個人的にはもう少し行ってくれよ〜って思ったんだけれど…💦

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この辺りから従来のファンから評価が分かれるところだけれどね。確かに疾走感は先の2枚に比べれば一歩譲る所はあるかなぁ。そしてエレクトロ・ビートも増えて来た。4thは更にそれを推し進めて来た。

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確かにAMARANTHのスキッとした疾走感はなくなって物足りなくなった感は否めないけれど、これは本気でアメリカを取りに来た証だったのだろう。正直、自分の印象はアメリカってやっぱり切れ味鋭いスピード感ってあまり好かれない印象があるんだよねぇ。HR/HMだけじゃなくエレクトロ系でも。EURO BEATなんかも字のごとく欧州で生まれた音楽だしね。HARD CORE的疾走系は歓迎されるんだけどね〜。DRAGONFORCEはそう考えるとホント良く売れたよ💦

 

ただ、このアルバム以降、中心人物のJAKE Eがまさかの脱退をし、元IN FLAMESのJESPERと新たにバンドを組みそれぞれの経験を活かした渾身の力作をリリース‼️ 

yoshimarufp.hatenablog.com

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これはかなり痛手だと思う。しかも、こっちも今後がかなり楽しみになるようなバンドだったしね‼️

 

前作が3rd程アメリカでは奮わず。今後もアメリカ市場を視野に入れるのか、それとも原点回帰するのか

本家の底力が試される‼️

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