佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

高校野球は好きだけど…久々に怒りを覚えた話

夏と言えば

甲子園‼️

日本人がプロ野球以上に熱くなる戦い。青春の1ページ。白球を追う選手たちの汗と涙に感動する。それは自分も同じ。野球留学の是非などもあるけれど、

頑張っている青年達が非難されるべきではない。

 

ただ、一方でスポーツを通して学校名を世に広めるという広報的な側面も少子化にある中、経営戦略としてわからないわけではないと理解を示しつつも、あくまで

部活動は教育の一環である

という側面は外してはいけないと思う。

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何で、こんな事を言うのかというと、最近、こんな相談があったからだ。県名や学校名は伏せるけど…。

 

自分の以前いた職場の部下には、野球に打ち込んでいる孫がいる。親は離婚し、母親も一緒に暮らしてはいるが心身的に落ち着いていない事もあり、リトルやシニアリーグや部活動に関しては、そのほとんどが祖母が請け負っていた。実力は結構上の方で、県内でも有数の強豪野球部がある高校へ進学。その祖母が部下だったわけで相談されたんだけど

 

きっかけは、彼が1年生の時。3年生が既に部活動が終わり新体制になっていたのだが…県内から有望選手が集まっているにもかかわらず、レギュラーは、監督がコネクションを持っているシニアから引っ張って来た選手ばかりで、本来ならチームを引っ張るはずの2年生からもほとんどレギュラーは選ばれず、先輩達からも不満の声が上がっていたようだった。特にケンカ腰で話したわけではないが、そういった声もあるという事を監督に進言した事からはじまったらしい。

 

結局、2年生へ進学しても状況は変わらず、レギュラーも3年生からは2名しか選ばれなかったらしい。その3年生も引退し、監督との関係は一段と悪くなり、秋季大会などで試合に出て本塁打を打ったとしても、今は本塁打が必要な場面ではなかった。チームプレイが出来ていないと罵られ、秋以降練習でもバットを握らせてもらえなかった日々が続いたそうだ…。

 

彼の方も非がないとは言えなかった。すぐに削除したとは言え、SNSで監督批判を行い、また、冬休みに髪を染めたらしい。練習が始まる頃には黒く染め、髪を切って挑んだという事だが、全て監督の耳に入っていた。そしてついに、チームの和を乱すという理由から退部届を提出するように言われたらしい。

 

事態がここまで来た以上、彼の保護者として4回選手とともに監督に謝罪したが、ついに認められず練習の参加は認められなかったらしい。そして、年1回部活の更新届を提出するらしいが、ついにその選手には用紙さえ渡してもらえなかったようだ。

 

精神的なショックが大きく1学期はその件以降、学校に行く事もままならなかったらしい。そして彼の最後の夏の大会は選手、ベンチ、応援はおろか学校にも行けぬまま始まった。

 

事態を把握した担任は何度か家庭を訪問をし2学期以降出席さえすれば、卒業は何とかしてあげると言ったらしいが、保護者から何故部活への復帰が認められないのかという話には、きっと問題がある事は理解しつつも部活のことは

自分には関係ないの一点張りだったそうだ。

 

あくまで一方の話しか聞いてないので、きっと学校側にも当然言い分はあると思う。レギュラーを決める事は、監督であり、そこに選手達にはわからない実力差もあったかもしれない。しかし、部活が学校の名の下に行われている以上、やはり

部活動は教育の一環

なのだ。彼自身にも非はあるとは言え、何度謝罪しても復部が認められないのは、やっぱり、教育者としてあり得ない気がする。そして、きっと強豪校だから監督の力が大きいんだろうなぁとは思うが、学校で起こった事なわけだから、担任が

関係ないはずはない。

私では手が出ないとか対応出来ないと言われたほうがまだ誠実だ。まぁ、何度も足を運んで来ているみたいなので問題意識はあるんだろうけど…。そう考えると教師という仕事も大変な時代だけど、それは決して保護者対応などの外的な要因だけではなく、学校組織そのものの構造にも大きな問題があるのだろう…。いずれにしても、そんな学校が順調に今年もトーナメントを駆け上がっている。

 

どこかの大学のようだ…。

 

周囲は、これ以上事を荒だてると卒業も危ういから致し方ないという空気みたいだけど、やっぱり

大人の事情で子供の心情を踏み潰す

のは、どうかと思う。実際学校に行けてない事で喧嘩になり家出したりもあったらしいので、自分は一度ちゃんと彼と話をして、もし彼が消化していなければ…戦うべき時は戦った方がいいんじゃないかなぁと話した。だって、甲子園を夢見る事も最後にベンチやスタンドで応援さえ出来なくなった彼の気持ちには大人の理屈なんてきっと

頭ではわかっていても心がついて来ない

はずだから。そこで家族さえも道理を語れば、彼には居場所がなくなるような気がする。自分には誰も寄り添ってくれてないと思われたら、その方が後々大きな傷を残す事になるような気がして…。自分が話した事が正しいのかはわからないけどね〜。

 

とりとめない話になっちゃったけど、こんな話がきっとどこにでもあるというのであれば、もう

学校で部活動なんて辞めちゃって完全に教育とスポーツは別

にした方がいいんじゃないかなぁとさえ思いながらも高校野球に熱くなる自分がいるのがいただけないというか何というか…苦笑

 

 

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