佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

保険料を減らしたい。その目的は❓

バブルが崩壊して、おもうように給与が上がらない中、一番節約として槍玉にあげられるのが生命保険だ。実は損害保険は生命保険より優先度は高くない。車に掛ける保険や家の保険は万一何かあったら取り返しがつかないから絶対に加入しなければいけないという思いが働くからだ。

「何かあったら相手に迷惑がかかるから…」
「高額な損害賠償なんて払えない…」

本当は、世帯の大黒柱に万一のことがあったら、遺族に大迷惑かかるはずなのに。でも、自分に万一のことが起こるとは考えにくいと家族全員が考えるから、どうしても家計の負担を減らしたいときには真っ先に生命保険に目が向く。問題は、その保険料のスリム化をどうするか?だ。方法は以下の通り↓

①現在加入している保険を減額する。
②現在加入している保険会社で見直しをする。
③他社で抜本的見直しをする。

①は、会社によっては減額できる範囲が決まっていたり、死亡保障を下げると医療の日額もそれに伴い変更されるところもあって、保険料を下げたいという目的を達するために内容の薄いものになってしまう可能性もある。

②は、契約転換制度と言って、これも会社によっては減額できる枠があったりするため、思うようなスリム化が実現されないケースもある。また、そもそも契約内容を下取りするため、つまり新しい保険に切り換わるため加入していた保険の予定利率が変わったりもする。

③は、当然どの保険会社もどんな販売チャネルも新契約は重要なため必死だ。ここで分かれるのは全部切り替えようとする人と、現在加入している保険の良い部分は残して切り替えを提案する人に分かれる。ここには査定や売上など様々な事情が介在しやすい。

 

いずれの手段も出会った担当者と自分自身がもう一度内容を確認しあいながら話を進めていくことが重要だ。そもそも保険料を減らしたいという内容自体が漠然としているのだよ。だって、例えば同じ保険料月々20,000円払っている人がいたとしても、その内容が20,000円保障性商品の人と、10,000円が保障性、10,000円が貯蓄性の高い内容になっている人とでは意味合いが全く違うわけでしょ?

 

 

以前、保険相談で

「貯金を50,000円したいけれど、今の我が家では30,000円がやっと。20,000円を捻出するために保険料を20,000円減らしたい。」

内容を見たら、本人が契約者となっている契約は本人の保障性商品が10,000円、終身保険2件それぞれ約10,000円入っていた。

いやいやいやいや。貯蓄50,000円既に実現してんじゃん💦

ってこっちとしてはなるわけ。しかもここで終身解約しても、当然解約金は払込保険料総額より下回るし、その下回った分を取り返すって、結構キツイよ?20,000円は無理だってってのが正直なところ。ただ、重要なのは…

 

何のためにその貯金を実現したいか❓

です。資産運用には短期的な目標、中期的な目標、長期的な目標と、流動性があるかないかの観点が必要であって、保険は正直中・長期的であって、流動性はないタイプの金融商品です。幸いにして、この方は子供の教育費の心配をメインとしていて、その終身保険は低解約返戻型で元本割解消時期を子供の進学時期に合わせててくれてたので、そのまま保障性商品の内容を確認し、その部分だけ見直してもらった(まぁ、個人的には老後の保障としての低解約返戻型は、好きではないんだけれど。その理由はいずれ)。

 

多分この終身保険は学資を扱っていない保険会社がその代わりとして勧めたんだろうし、募集時には説明したと思う。でも、それを業界以外の人がずっと覚えていられないのは当然なわけで…だから、定期的に契約内容をフォローしてくれる営業マンの販売チャネルって大事ではあるかなぁ。と思った。人によっては切り替えを勧めてくるからね。長くなったのでまとめ。大事なことは…

 

①保険料の内訳(貯蓄性、保障性)がどうなっているのかを確認すること。

②貯金の目的とする時期と、その貯蓄性商品の時期があっているかを確認すること。

③それを定期的に、あるいは気になった時に相談してくれる人を見つけること。

 

が大事かなぁ。そんな人に出会え効率的なライフプランを作れるよう祈ってます。

 

 

 

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