佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

3月11日。少しずつ風化されていく現実。

今年も、3月11日が過ぎた…。テレビでは、毎年この辺りでは、あの出来事を風化させまいと特番が組まれるしネットでも多くの方が振り返るけれど、すっかり元に戻った感じだ。

 

自分もふとした時に未だにあの出来事を振り返る事もあるし、この時期だけではなく色んな場面で未だにあの時の話は飛び交う。県北部で仕事の日はなおさらだ。

 

しかし、もう8年だ。小学生の中には既にあの震災以降に生まれた人も多く、きっとほとんどの小学生が既にあの出来事を覚えていないのではないだろうか❓自分だって当時1歳の頃に起こった1978年の宮城県沖地震の記憶など全くないのだから…。

 

徐々にあの出来事も全体としてみれば少しずつ過去の出来事になって来ている。ただ、個人的にはそれでいいのかなと思う面もある。「けしからん」と言う人もいるだろうが。

 

全ての出来事は過去になる。痛ましい事件や事故。戦争だってそうなって来た。そうやって人は乗り越え歴史を作って来たのだ。何にも学習していないなと思う事は多々あれど…世の中の悲惨な出来事は、より良い未来を作るための教訓になってくれれば良いのであって、その出来事だけに拘る必要はないのだ。

 

ただ、あの時、何が起こったのか。そこから我々が何をすべきかという事については振り返り学ばなきゃいけない。だからこうやって年に一回、こういう機会が災害を考えるきっかけになればと思う。

 

もちろん、そうは言っても自分の周りでも妻の父の実家などもそうだが、未だに戻る事も叶わず、新たな地で生活を余儀なくされている方。困難に直面されている方。行方不明者とその家族。過去と言うにはあまりにも辛い現在がある人々がいる事は忘れてはいけない。

 

この記事も本当は3月11日に向け書いて来たのだが、今年もあまりにも思う事が多くまとまりがつかず、そしてまとまらないままその日が過ぎてしまった。自分の中でまとまる時は来るのかわからないが、それはまたあの日から新たな一年がはじまるので、その間に考えようか。ただひとつだけ言えるのは、今年こそは大きな災害がない年になれば良いなと思う。

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