佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

90年代Rap Metalがもたらした意義。そこから派生した民族系Heaviness達。

90年代AnthraxPublic Enemyのコラボが与えた衝撃は凄まじく、

Heavy MetalとRap(Hip Hop)の融合

は瞬く間にシーンの勢力図を一新した。

 

これらの音楽は、グランジやインダストリアルと結びついて

Korn

という魔物を生み出し、Limp Bizkitで頂点を迎える。その後、時代はHeavy RockやNu Metalと加速しLinkin Parkへと繋がる。

 

当時日本のHeavy Metalファンには、なかなか受け入れられなかったこの手の音楽だが、自分は、その最大の功績はRap云々より、

リズム隊の幅が格段に広がった

事なんじゃないだろうか❓80年代の音楽は皆、良くも悪くも

スタジアム・ロックを最終形としていた。

そのため、どちらかと言えば縦ノリ一本で、テンポやバラードを挟む事で全体の緩急を付けていた。しかし、その方向性に待ったを掛けたグランジ勢の台頭。新たなツールとしてデジタルをロックに取り入れたインダストリアル勢。続くメロコア勢の自由度。それらが更に結びつきロックは混沌としていくのだが、ある意味それは80年代にステレオタイプになり機能不全となった

ロックが再び自由を取り戻した瞬間

とも言える。

 

今回は、そんなリズムの枠を広げたHeavy系ロックでも更に個性的な

民族系音楽との融合

に焦点を当ててみたい。どこまでのジャンルをと思ったけど、今回はいわゆる正統派系(それも曖昧だけどw)は省いた。そこまで入れると際限なくなりそうだったから💦南米系クラシカル・メタルの彼らや民族の定義によっては海賊系フォーク・メタルやら大御所ギタリストのケルト系やら、アジアなら台湾系のブラック・メタルや三味線ギターで名を馳せるあのバンドやら…w語りきるには500記事くらい必要だ💧うそ。それは大げさかw

 

南米系

Sepultura

元々はスラッシュメタルとして人気を博すも、徐々に母国ブラジルの要素を前面に押し出す事によって日本での人気は下降線も世界的に見ればMetalバンドとしての枠に収まらない活躍をしていく。

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が、その後メンバー間の軋轢などもあり、ボーカルであり中心人物のマックス・カヴァレラがバンドを脱退し袂を分かつ。

そして

スパニッシュ系のHeavy Rockバンド

Ill Nino

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彼らの音楽性の肝となったフラメンコ・ギターのような響きを担ったマーク・リゾを引き抜き

Soulfly

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で、往年のMetalらしさも取り戻しているのは非常に不思議な感じだ。

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だが、ここで驚愕の事実が‼️

 

 

 

実はここまで記事を書いてて…

yoshimarufp.hatenablog.com

どうやら、

以前これまで紹介したバンドをほぼ同じような内容で書いていたという事に気付く💦

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年を取ると、こうももうろくしてしまうものなのか…いずれにしても…

 

やっちまったゼ💦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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って事で、 ここからはその時に紹介していないバンドをw

 

中東系

System Of A Down

アルメニアアメリカ人で構成されるバンド。政治的な歌詞が多いが、いわゆる内容は中東というよりアメリカにおけるマイノリティを取り上げたものなんじゃないかなぁ❓まぁ、アルメニア人虐殺について取り上げる事は多いのでトルコは嫌かもしれないけれど、文化的には隣国イランがイスラム教国の代表であるのに対し、アルメニアキリスト教を国教にしているわけで実は民族も違う。とはいえ、欧米からすると日本人と韓国人、中国人の区別が付かないのと同様に、中東として同一視されてしまったのであれば、彼らも911以降、かなりシビアな状況になってしまったのかもしれない。2006年に活動休止し、2011年に活動再開。新作が待たれるが新作を作らないからバンドの人間関係が良好という発言も聞くと…まだまだなのかなぁ…。

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Toxicity

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The Apex Theory

こちらもアルメニア系だけど、もう少し聴きやすい。ただ、その聴きやすさがアダとなったのかこれと言ったチャート的な動きはなかったし、アルバムは確かこの1枚で終わったような気がする。いいバンドだったんだけどねぇ。

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トプシィー・ターヴィー

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アジア系

Tengger Cavalry

ついにHeavy Rockはアジア圏まで進出‼️モンゴルの楽器を使い独特の雰囲気は唯一無二。まぁ、これがどこまで色モノではなく一般層まで受け入れられるかが鍵となるけど、そこにはやはりもう少し取っ付きやすさが必要かもしれない💧

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民族系との融合は、バンドの持ち味にはなるし、唯一無二の存在にはなるけれど、やはりあくまで、個別対応って感じでそれ自体が

新たなジャンルやムーヴメントにはなりにくい。

とは言え、その独特さにハマると抜け出せない魅力もある。毎日聴くというわけではないけど、これらのバンドがどうしても聴きたくなる周期がある。自分にとっては時々無性に食べたくなるジャンク・フードに似た存在なのかもしれないw

 

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