意外と知られていない❓車両保険の免責金額と過失割合
自動車保険で車両保険ってあるじゃない❓保険料を安く抑えたい人には、いわゆる
免責金額
を設定している事が多い。例えば免責金額を5万円とした場合、修理費が20万円かかったら、5万円が自己負担で保険金は15万円が支払われるって事になる。これはもちろん間違いないんだけど…
意外と知られていないのが相手がいる時の事故。
この間、自動車事故の対応をしたんだけどね。その方は高級車に乗っているため、保険料を抑えるのに
免責を20万円
と、結構高めに設定していた(まぁ、その契約をした人は既に会社にはいないんだけどね)ので、半ギレで文句を言われたw
「自分が契約したとは言え、20万円手出しする事になると保険の意味ないよね」
まぁねぇ…自分だったら免責20万円(なぜかは後述)は設定あまりしないなぁ〜とは思いつつも、この事故…
相手がいて、しかも過失割合こっちが有利なんだよねー
って事がミソ。
この免責金額は
いかなる状況でも、手出しする金額というわけではない。
相手がいる事故では自己負担が不要な場合がある❓
どういう事かというと、この免責金額。実は
相手からの賠償金で充当される事になっている
のだ。つまり事故の過失割合で相手からの賠償金が免責金額より多いなら、
自己負担は不要って事。
例えば、事故が起きて相手と自分の過失割合が
7:3だったとするじゃない❓
で、修理にかかるお金が100万円だったとする。で、免責金額を10万円とすると…
まずは相手からの賠償金が
100万円×70%=70万円
だから、
もう、この時点で免責金額を超えている
わけなんで、自己負担はないのよ。で、残りの自身の過失割合(30%)に応じた30万円は次年度以降の保険料の上がり幅と相談して車両保険を使うか考えればいいって事になる。まぁ、この例だと保険金30万円だから使った方がいいかなと思うけど。
相手から貰う保険金で賄えるのかぁ…
そういう事なら免責めちゃ高くすればいいじゃん‼️
って、思った方もいるかもしれないけど…そこは
自損事故や過失割合が自分に不利だった場合も考えてね💦
それがさっき自分だったら免責20万円は勧めないかなぁ〜と言った理由。もし、そうせざるを得ないのであれば、
徹底的に相手の記憶に刷り込ませてやるつもりw
残念ながら人間の記憶は都合の悪い事は忘れるので、今回の事故でも、相殺されるって説明するまで
「自分は免責がそんなにあるなんて知らなかった〜」
って言ってたからねw危ない危ないw
ちなみに、
全損(盗難含む)も免責金額による自己負担は無しだからね〜。
読んだ方は是非🙏↓