実は、かなり多彩な才能の持ち主〜NIKKI SIXX
ニッキー・シックスという名前を聞けば、泣く子も黙るモトリー・クルー(MOTLEY CRUE)のリーダーだ。BAD BOYS界の王者たる彼らの鳴らす音は常に豪快できらびやかだった。
バンドというのは、メンバー同士による化学反応で発生するエネルギーがバンドの確たる音楽を作り上げていく。しかし、ソングライターとして、またはメンバーの中には、そのバンドではなし得る事は出来ない音楽の作成意欲が生じる事がある。その時に起こす手段として、
①自身がなし得たい音楽を追求するためにバンドを脱退する
ケースと
②他活動の場を設け、その欲求を発散させる
ケースがある。彼はどちらかというと後者を選択するタイプだ。まぁ、実際には、自身のバンドでそれをしようとしたがうまくいかなかったと言うのが正しいかもしれないが💦
例えば2001年の作品でギルバート・オサリバンのあの名曲をヒップホップ風味でカバーしたこの曲なんかは、聴いただけでは彼が絡んでいるとは誰も思わないだろうw
この時、モトリーのもう一人の中心人物トミー・リー(TOMMY LEE)が脱退し、当時の主流だったRAP METALのバンドMETHOD OF MAYHEMを立ち上げ(彼は①の手段を選んだ)ていたが、脱退するという方法を理解出来なかったというのは、こういったサイド・プロジェクトなどで楽しむ方法があるからだという思いがあるからだ。
実は、ニッキーのソングライターとしての側面は、そこまで評価されてなかったように思う。というか、
ここまで柔軟性があるとは誰も思っていなかったのではないか。
実際、彼に現代的なHEAVY ROCKを書かせてもこれがまた素晴らしい曲が出来る。それを証明したのが、2006年に
MEAT LOAFに提供したこの曲だろう
もちろんこの曲はミート・ローフに提供しているだけあって最終的にロックオペラ的なものではあるがイントロのリフなんかは現代HEAVINESSのソレである事は間違いない。むしろ、この経験が受け継がれてこのバンドができたんじゃないかとさえ思う。
SIXX:A.M.
もともとはニッキーの自叙伝のサウンドトラックと言う特殊な成り立ちをしているので1stは購入を見送っていたけど、その後、継続的なプロジェクトとなる。そして2ndがリリースされ、聴いてビックリ‼️カッコいいじゃんと一気に心を掴まれたのが、アルバムのオープニングを飾るこの曲だ‼️
慌てて1stも買い、以降全ての作品を追っている。2015年にメインのMOTLEY CRUEが解散し、このバンドをパーマネントなバンドと位置づけと宣言するも、その後あえなく解散。確かに徐々に人気に陰りが見えて来た時期とは言え…相変わらず先がまったく読めない💧ただわかっている事は彼が今でも、
稀代のソングライターだという事だけは間違いない。
ただ、それ以上に手に負えない存在だって事もw
まぁ、でも…
それが〜あな〜たのいいと・こ・ろ♬
懐かしい〜ね〜サントリーダイナミック…って
誰が覚えてんだよ💦
読んだ方は是非🙏↓