珍しいアフリカ系アメリカ人によるメロハー〜CRWN OF THORNS
正直、黄色人種の我々にとってはルーツに今のシーンにおいて主流となっている物はないけれど💦例えば元々、黒人音楽であるHIP HOPやR&Bを白人がやっていても小ばかにされているという話を聞いた事がある。確かに、そう考えれば白人ラッパーで成功収めたのってEMINEMくらいなのか❓まぁVANILLA ICEなんていうのもいたかw他はROCKやMETAL、ALTERNATIVE(KORN、LIMP BIZKIT、BEASTIE BOYSなど)と融合させて成立しているもんな。そう考えると白人がやってても違和感ある中で、黄色人種の我々が、その分野で世界に対抗するのは音楽的だけではない壁がそこにはあるのだろう。宇多田ヒカルが全米進出うまくいかないのは当然なのかな。そういえば、チラ見だけど、X JapanのDVDでKISSのジーン・シモンズが、もし彼らが日本ではなく欧米から出て来ていたバンドだったなら世界を取っていたであろうみたいなこと言ってたような気がする。
あっ。Xと言えば、こないだ金スマ見た。以前同じく金スマでやってたToshlの話とか色々考えるとやっぱりhideが一番人間的にしっかりしてて常識的で調整役だったんじゃないかなと改めて思って気づいたら久々にzilchのCDを取り出して聴いてた。
話が逸れたので戻そう💦
逆にROCKの世界では、黒人アーティストというのは、まだまだ少ない。それでも一時期より見られるようになったけれど、それはやはり彼の功績が大きいのではないかなと思う。
先に述べたようなHIP/HOPとROCKの融合は白人ラッパーに活躍の場を与えた。
一方でこのジャンルの融合やレニクラの存在などは、黒人アーティストがROCKの世界に進出するきっかけも作ったのだ。例えば
KING’S X
SEVENDUST
SKUNK ANANSIE
SKINDRED
など…。
前置きが長くなってしまったけど💦まだまだ黒人が少ないジャンルが実は、
HARD ROCK/HEAVY METAL
と呼ばれるジャンル。今回はある意味人種的にも、ジャンル的にも、そして時代的にも逆境中、果敢にチャレンジして来たバンド。それが
CROWN OF THORNS
デビューは1994年。アメリカ出身だけれど時はオルタナ全盛。HR/HMの大物アーティストでさえレコード会社から契約を切られるという逆境の中、彼らも本国では見向きもされず、活躍の場を英国をはじめとした欧州に目を向けて活動をする。
その後も2002年まで2年おきにコンスタントにアルバムを出すものの、メンバーチェンジを繰り返し、ボーカルのジョン・ボヴワー(JEAN BEAUVOIR)の個人プロジェクトと化して行き、2008年を最後にアルバムは発売されていない。
時代や境遇のせいにするなと言うことは簡単だけれど、現実、チャンスは平等とは言えないよね〜。伊達政宗だって天下取れない自分を嘆いてこう言っていたもんね。
もし生まれた時代などがもっと早かったら…。
あるいは、逆にもっと遅く生まれて、今のようなジャンルレスの時代であれば、また違った展開が彼らにもあったのかもしれないと思うと時は残酷だなと感じるのだよ。
ボケ挟めず💦
読んだ方は是非🙏↓