早すぎたエモ❓でも、全てのロックファンに響くメロディーを奏でた一枚〜CHINA DRUM
エモというジャンルが今のようにパンク・シーンの一ジャンルとして確立される前。最もエモーショナルな曲を書くバンドがあった。
それが今回紹介する
CHINA DRUM
1stアルバムは、当時メロコアが流行りだしBAD RELIGIPNやOFFSPRINGが全盛期だったアメリカのシーンへイギリスからの回答という感じでもあった。けれど、中身はどっちかっていうと流行りのパンクというよりはSNUFFやSTIFF LITTLE FINGERSなど、メロディアスなブリティッシュパンクの流れを組み、後のJIMMY EAT WORLDやFALL OUT BOYなどのエモへつながる橋渡し的(まぁその2つのバンドが聴いてたかどうかは不明ですが💦)な感じかもしれない。
ちなみに日本盤には「嵐が丘」のカヴァーもあった。
新品価格 |
このアルバムも確かに良かったんだけど、とにかくこのバンドに関しては
2ndはホントに素晴らしい‼️
いやぁ、ますは下の曲をとにかく聴いてほしい〜。
新品価格 |
ベースラインも歌っているようにうねってカッコいいし、憂いのあるメロディーもGOOD‼️ちょっとPUNKを期待している人からするといわゆる正統派ではないかもという部分は理解できるけれど、それはFALL OUT BOYなども同様で、要はどれだけ
「良い曲」を書いたかという意味では文句のないアルバムだ‼️
音がやはりHR/HM好きな人までは届きにくい部分はあるかもしれないけれど(そういう意味ではTHE WILDHEARTSなんかはいい音していたよなぁ)、でもワイハはもちろんBE THE WOLFやDIZZY MIZZ LIZZYあたりが好きな人までは届くんじゃないかなぁ。
また、当時の音楽でいえば、CAVE INとか、限定的だけれどSR-71の「TOMORROW」が好きな人とかはバチコン(表現が古いし比較するバンドさえマイナーという…💧)来るんじゃないかなぁと思っている。
もちろん、今のエモやグリーンディが好きな人だってご機嫌になるような曲もあるのだ‼️
この後はバンド名を変えたりして徐々にフェードアウトしていったけれど、なぜこのアルバムが入れなかったのか今でも不思議でしょうがないと思わせるクオリティ。本来なら名盤になるはずだったものが
隠れた名盤になってしまったのは残念だった。
読んだ方は是非🙇↓