まさかの大躍進の原点ーWINTERS BANE
高校生時代に購入したアルバムだった。。。誰も知らないマイナーな、でもカッコいいCDを探すのに明け暮れていた自分のコレクションの一つだったのがこちら。
この時期、オハイオ州から、もう一つ気に入った新人バンドもあり、もともと当時メロハーが好きだった自分は、どっちかっていうとこのバンド(MARA)の方が好きだったんだよねぇ。
だから、たまには聴いていたけれど、どっちかっていうとブルペン(CD棚)を温めていることが多いアルバムだったんだけれど、そこから数年し、大学生となったある日、いつものように授業に飽きて途中で抜け出しサークル室にいると先輩から、
「おい。佳◯〜。お前マイナーなのしか聴かないけれど、WINTERS BANEって知っているか❓」
「懐かしいっすね‼️持ってますよ〜」
って言った瞬間
「何ぃ〜〜‼️‼️」
部室が騒然とした。
ビックリした。え?何?
聞けば、そのバンドのボーカルが、あの
JUDAS PRIEST
に大抜擢されたそうだ。
マ…マジか…
そこから、サークル内のほとんどの人が我が家に来て、まだ見ぬ新ボーカルの声を聞き、
これならイケる
と期待感を持って帰っていった。しかし、ついに発売されたアルバム「JUGULATOR」は名盤「PAINKILLER」の後ということもあり、ティムの力量うんぬんではなく、楽曲としてついにロブの抜けた穴を埋めることはできなかった。そして2枚のアルバムを残してロブは復帰する。
彼にとってはたしかにジューダス・プリーストとして成功とまではいかないものの、
その力量を世に知らしめることは出来たのではないかなと思う。
しっかし、
ホント、バンドのボーカルって大変💦
法則がないよね。
モトリーのように異なるタイプになれば、
イメージが違う
と言われ、このティム・リッパー・オーウェンスのように同じような性質を持っっていたとしても成功が掴めるとは限らない。そう考えると
AC/DC
VAN HALEN
HELLOWEEN
なんかは、うまく乗り越えたなと思う。そこで、思ったのは、ボーカル交代でもうまくいくバンドって
ギタリストがバンドの中心にいるバンドが多いな
ってこと。イングヴェイやマイケルシェンカーも、確かに全体のバランスとしてボーカルは重要だけれど、やはり目的はギタリストを中心とした楽曲ってところあるもんなぁ。HELLOWEENに関してはキスケの声も重要なパーツだったけれど、初代ボーカリストじゃなかったわけだし、それがプラスに作用したのかなぁ。モトリーに関しては、やはりあの4人だからこそってのがあるし、ニッキーはベーシストだし。あっでもそう考えるとMAIDENは❓でも、あれはボーカリストとしての力量か…。
でも、マイナーなバンドっていつ脚光浴びるかわからないから面白い。ZINATRAも楽曲中心で買ってみたら、そこからロビーヴァレンタインが出て来たしね。
ただ、最近は普通に掛け持ちするケースも多いから、あまりこういうことって昔のようにはないのかなぁと思うとちょっと寂しくなるなぁと思う今日この頃です。結局、音源見つからなかったので、ジューダスのアコースティックカヴァーで少しでも彼のことを知ってもらえれば😀
Tim "Ripper" Owens - Lost and Found (Judas Priest Cover, Live - Acoustic)
読んだ方は是非🙇します↓