90年代アメリカで最後に売れたヘアメタル系バンド❓〜UGLY KID JOE
80年代のヘアメタルと揶揄されるバンドが90年代グランジ/オルタナティブ台頭により下降線をたどる中、あるバンドが、突然現れた‼️それが今回紹介するコチラ
Ugly Kid Joe
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カリフォルニア出身のこのバンド。たった数回のライブしかこなしてないのに、
いきなり大手Mercuryと契約
するという、とんでもないくらいのシンデレラストーリーで一気にスターダムを駆け上がる。バンド名もホントテキトーで対バンしていた
Pretty Boy Floydに対抗して付けたらしいw
彼らの着ていた服装が当時のHR/HMっぽくなく、どっちかというとオルタナ系で、また歌詞もおバカな内容も結構あった事もあり、
あまり日本では注目されているとは言えなかった。
例えばこの曲。バラードとまで言わないけれど、ちょっと甘くてメロウな感じで歌う内容は
お前のすべてが…
大っっっっっ嫌い
って歌う曲だったりするw
即大手との契約が決まった彼らだが、レコード会社も売れるかは半信半疑だったみたいで、EPでのデビューとなったが、束縛は少なかったようでかなり自由に作れたようだ。そしてそれが幸いして
大当たり‼️当時のEP販売記録を達成‼️
その風貌からHR/HMとオルタナの中間って評価が当時の日本では受け入れられなかった要因ってさっき言ったけれど扱、自分的には
MOTLEY CRUEとEXTREMEの中間
って感じかな❓それを良く表しているのがこの曲かな。
ボーカルがヴィンスそっくりだしねw
一部ではパンク・ファンク・メタルと呼ばれたがアルバムではRob Halfordをゲストに迎えたりもしているし、バックグラウンドも含めて間違いなくHR/HMだと思う。こんな歌も作ってるしね。自分もこの曲はギャグでコピーをライブでしたなw
その後バンドは失速し、それこそオルタナ系の曲調になったりするも結局盛り返せず一発屋扱いとなり1997年に解散。その後、2010年から再結成も日本盤も出ておらず未聴💦ただ、1992年からメンバーのDave Fortmanはプロデューサーとしても才能を発揮しておりEvanescenceとの仕事でグラミー賞まで受賞している。決してメンバーの才能や輝きはブラフではなかったのだろう。
彼ら以降、アメリカでハードロックは完全下火になり、BACKCHERRY、THE DARKNESS新旗手が現れるまで停滞を余儀なくされる事になる。
読んだ方は是非🙏↓