このバンドとともに育って来たと言える存在。自分にとって家族のようなバンドのひとつ〜MANIC STREET PREACHERS
この間の記事の理由にて
今回は通常盤で購入した
MANIC STREET PREACHERS
毎度どんな方向性でも結局一定以上のクオリティをリリースしてくれるけれど、今回はガッツリ
マニック節満載‼️
の内容になっているかな。「抵抗する事は無駄」と付けられたアルバムのタイトルで、ついに社会に戦いを挑み続けたマニックスも降参かっ❓💦
って、不安になったけれど、
それはやはり杞憂だった。
そりゃ、そうかwそりゃ、そうだよなって胸をなでおろす。
前作、前々作がそれぞれテーマを持っていた作品だったけれど、今作はのびのびと作られた感じかな。非常にメロディアスな楽曲が並ぶ。ただ、このように書くといつも
「EVERYTHING MUST GO」的な感じ
と捉えられる事が多い。実際雑誌のレビューも、マニックスでメロディアスな作風と言うと必ずここに至る(実際「SEND AWAY THE TIGER」や「POSTCARD FROM A YOUNG MAN」の時だってそうだったし)んだけれど、微妙な違いなんだけど…自分は「SEND AWAY THE TIGER」を境にそのメロディアスさの質は変わったと考えている。これはジェームスとニッキーがソロを経て、活動休止(まぁ、言っても2年だったけどね💦それもw)期間があった事と無関係ではないんじゃないかなと思っている。彼らの場合、アルバム毎に雰囲気が変わる事が多いから説明がしにくいんだけど、それまでの彼らのメロディアスさは、美しい中にどうしても尖ったものや何とも言えない強迫観念にも似たような切迫感があったように思う。メロディーの中に彼らの根本である闘争がどうしてもあった。陰が強いと言うか…。でも、「SEND〜」以降の彼らの曲は、そのメロディーから、ある種ROCKを楽しんでいるような感じが伝わってくる事が多くなった気がする。だから、タイトルに一瞬驚いたけど、やっぱり杞憂だったなと思った。そう、彼らは大人になり丸くなったというより大人としての戦い方になったというか。
戦わなくなったというより、戦い方が変わった。
というか。まぁ、普通のバンドで言えば円熟味ってやつなんだろうけどね。だから長い活動期間を経ている中で、いつまでも「EVERYTHING〜」を引き合いに出すのもそろそろどうなのかなぁと思う。だから、イメージとしては「SEND〜」や「POSTCARD FROM A YOUNG MAN」に近い。ただ、確かに今回は4年の期間があって、十分な休息でも取れたのか、
瑞々しさはこの2作を凌駕するんじゃないかな❓
そういう意味では確かに「EVERYTHING〜」に回帰したと言えなくもないけど…って結局どっちなんだよ💦
ストリングスが入ったメロディアスな作品を出すといつも頂点を極めたあのアルバムと比較されちゃうけど、
要はマニックスらしいでいいんじゃない❓結局。
って事だねw
大大大好きなバンドなんだけど…実は、「SEND〜」以降は、
正直、そこまで聴き込んでいない
のが実態😋最初は良いって思うんだけどねぇ〜。
今作は取りかかるまでは時間かかったけど、作りはじめたら数ヶ月で出来たっていう話だったから、またそうなっちゃうかもなぁ〜って内心思いながら買ったんだけど…
これ。意外と最近では一番いいかも❓
っていう名盤の予感がしてきたのは確か。
あれっ❓やっぱデラックス盤にすべきだったかなぁ😅
いやいや。
でもデモ聴くかぁ❓
と入れる親父ギャグ💦
どうした。
時代の大きな流れの中、勝ち目のない事は世の中多々ある。変わりゆく時代という道の真ん中で、変化してしまった物を嘆いてばかりいても意味はない。例え敗北を悟っていてみ降伏を微塵も窺わせない強い意思を感じさせる1枚。そう、彼らは大人になり、世界を達観しつつも未だに自分らしく戦っているのだ。
今回彼らの憧れだったガンズ・アンド・ローゼス(GUNS N’ ROSES)のヨーロッパ・ツアーで前座をするみたい。
どんなセットリストにするんだろう。ちょっと気になるなぁ〜。方法は違えど世の中と戦って来たバンドの共演‼️観たいよぉ〜。
新作から最後に1曲‼️
ちなみにMVはこちらにも💁♂️
読んだ方は是非🙏↓
