黒歴史として語られるが、実はイケてると思う。声を大にして言えない作品をピックアップしてみた‼️
何度も自分の音楽記事で言っているので……
毎度読んでくれている方はこう思ってしまうかもしれない……
……………………💧
間違えた💦
耳にタコだった🐙
けれど、バンドが方向性を変えると
らしくない
と特に旧来の熱心なファンからソッポを向かれることがある。また、時にはアーティスト自身が
あれは失敗だったと認めることもある。
でもさぁ、そーゆー言葉聞くと気に入ってしまった人にとっても失礼じゃないw❓確かに従来の彼等らしくはないけれど、これはこれでカッコいいみたいに思ってしまった側として数年後失敗だったって言われた時のショックって
意外と大きい💧
今回は、アーティスト自身が…または世間的には黒歴史として扱われている。そして自分自身も、そのバンドを勧める時に決して一番にその作品を挙げることはないけれど、
内心、実はカッコいいと思う
アルバムを今回は紹介しようと思う。前回の音楽記事では11曲も載せたら重すぎたみたいなので半分に絞ってみたw
❶THE DARK RIDE/HELLOWEEN
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時代は90年代グランジを経てHEAVY ROCK全盛。彼らのようなポジティブなHM/HMには逆風の中、時代を意識した勝負作。ただ、発売後、直ぐにバンドの中心人物マイケル・ヴァイカートからもアルバムに対して否定的なコメントが…。けどさ、自分からすると既に前々作「TIME OF THE OATH」あたりからアグレッシブ化もしてたし、重い、暗いって言ってもらしさは残っているし、むしろその
らしさが時代性と融合して非常に完成度高いアルバムになった
と思うけれどなぁ。確かにミドル・テンポでクッソつまんない曲もあるにはあるけど、この曲なんて秀逸‼️ザクザクしたリフやソロにインペリテリっぽさを感じたのは自分だけ❓
自分だけっすね💦失礼しましたm(_ _)m
❷GENERATION SWINE/MOTLEY CRUE
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前作は、ボーカルが代わりセールス的に大惨敗💦そこでバンドの顔ヴィンス・ニールが復帰となった第1作目。世間的には前作の方が黒歴史と認識されているかもしれないが、あれはあれでインパクトがあり記憶に残るアルバムだった。
モトリー・クルーという名前じゃなければ素晴らしい作品
と言われ、あのアルバムで
ジョン・コラビ自身は評価が高まった
わけだし。一方でこのアルバムはきっとファンの記憶に全く残っていない黒歴史というより、最早
なかった事になっていると言っても過言ではないw
でも……
ちょっと待って💦
実は、このアルバムもHELLOWEEN同様、らしさと時代が見事に融合した作品だと思う。確かに一番カッコいいのは彼らの代表曲をリメイクしたこの曲というのは問題があるかもしれないけれど…
でも、タイトルトラックのこの曲なんて、ホントこの時代の彼らだからこそ作る事が出来たんじゃないかと思うし、この時代じゃなけりゃ彼らでさえ作れなかったんじゃないかなと思う。
❸RISK/MEGADETH
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METALLICAの変化に触発されたのか、ここで彼らもまた勝負に出た‼️が、後にコチラもバンドの中心人物御大デイヴ・ムステインが否定的発言。そして、変化を求めた日本でもテレビで活躍するギタリストのマーティー・フリードマンはバンドの限界を感じ脱退w確かにアルバム全体としては❓と思わなくもないけれど、
彼らなりのPOPが聴けるのは興味深い。
またMETALLICAがALICE IN CHAINSやSTONE TEMPLE PILOTS的な方法論を選択したのに対し、MEGADETHはMARILYN MANSONやSTATIC-X的なインダストリアル的な方法論を取り入れたことも面白い。
❹ONE HOT MINUTE/RED HOT CHILI PEPPERS
- アーティスト: Red Hot Chili Peppers
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1995/09/06
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辣腕ギタリストのデイヴ・ナヴァロを迎えレッチリ史上最もHEAVYな作品となり、その音は最早HR/HMに近い。確かに発売された瞬間。この体制がずっと続くとは思えなかったけれど案の定だったw彼らのベスト盤からもことごとくこのアルバムからは選曲しようとせず、闇に葬るつもりなのは明らかだけれど、当時このアルバムを
何度聴いた事か。
何度このグルーヴ感に酔いしれたことか‼️
隠れた名盤であり、彼等以外作る事が出来ない曲の数々に一瞬ではあったけれど、バンドとしての
化学反応がそこにはあった
と思いたい一枚。
❺ANTHEM THE SINGLE TRACKS/THE WILDHEARTS
ちょっとコレはズルいかなw本来は正式なアルバムである「ENDLESS NAMELESS」じゃないといけないんだろうけどさw発売当時に物議を醸し出した、彼等流のインダストリアルというかノイジーな方向性。彼等らしさのメロディーを消してまでチャレンジしたアルバムだったけれど…実はこの企画盤(確か日本限定だったんじゃないかな❓)の方が、(カヴァー曲も多いからってのもあるけれど…)らしいメロディーが残され、
絶妙なバランスを誇っている。
こうやって振り返ると、黒歴史になってしまうのはやはり
時代の影響を受ける(受けざるを得ない状況になる)
バンドメンバーが代わる
時が多い。いずれも環境が変わった事により、心機一転をはかるつもりなのかもしれないけれど、それによりバンドの命を削ってしまう事も少なくない事は事実だ。ただ、こういう時はファンがそのバンドに感じる「らしさ」を一度脱ぎ捨てないと良さが見えてこないもんでさ。それがなかなか難しいんだけれどね💧でも、時々棚の奥にある、あの時聴くに耐えなかった作品を時に取り出すと思いがけない発見があったりするのも音楽の楽しみ方のひとつではあるかもしれないですね〜🤚
読んだ方は是非🙏↓