実損填補型医療保険は時代を変えるのか
前回、医療保険(特約)の手術の歴史について話しましたが、入院も同様に短期入院化が’進み、最近では日帰り入院まで対象となりこっちに関しては自分としては
もう極まったかな
と思っています。で、明治安田生命から発売された
入院治療保障特約(I〜Ⅲ型)
型は年齢による自己負担割合によって変わる。最初に登場したのは「明日のミカタ」で、このタイプの入院保障になったんじゃないかな。ただ、現場の生保レディー達には売り方がよく伝わってなかったのが対抗していての現状だったかなと思う。とはいえ、そこから数年経過しているので現在はどうなのかな❓少しは販売話法も浸透したのだろうか…。
さて、この商品の発売は革新的ではあるものの追随する生命保険会社は出てこなかった。
が、
ここに来て追随する所が現れた。ここで参戦したのはやはり損保だった。
ソニー損保「ZiPPi」
まぁ、他にも何社かあったにはあったけれど、このソニー損保の参戦で一気に認知度を高めたんじゃないかなということで。
で、こちらはあくまで医療保険。つまり第3分野なので以前話したように損害保険会社も販売できるんですね。
内田有紀いいよな〜
ってそこじゃない❓でも昔はそんなでもなかったんですけど、逆に今の方が人気がピークの時よりキレイな気がする。そういえば整形事実をあっさり告白してましたよね。後さ…
ってどんどん話が逸れて来そうなので戻します。
実費タイプであくまで保障されるのはあくまで
療養に関わる診療報酬点数
ということなので、いわゆる個室などの差額ベッド代などは対象外。但し、
高額療養費還付前の自己負担分が補償
される。それでも心配な人はオプションで通常の医療保険のような日額を加えることができるのは明治安田生命と同じだ。まぁ、でもそこまでいるのかどうかは疑問。だって、普通の医療保険に加入している人は、
基本日額設定のみだからね‼️
たしかに保険加入の時っていざという時の費用で日額設定を迷う人が多いので、この商品の場合、治療費に関しての心配は
ほとんど気にしなくていい
ということは毎日保険のことばかり考えてらんない現代人にはいいのではないかなと思える。では、この商品が今後医療保険の主流になるかというと、自分の中では
NOと言わざるを得ない。
というのも、
公的医療保険制度がどのように変化するかは誰にもわからないから
だ。自己負担割合が変化すればこの商品は大きく変化せざるを得ない。誰にも制度の変化がわからない以上、このタイプの医療保険では
終身タイプが作れない
デフレやインフレのリスクがあろうがあくまで保障しているのは病気になった時に1日あたり◯千円支払いますよっていう定額型に対し、実損填補型は現行制度が永遠であるという憲法のような前提がなければ終身型は作れないところにある。ただ、前回話したように終身タイプはやはり時代に合わなくなるというリスクもある。一応現行は手術のタイプは公的医療保険制度に連動するものであり、対象となる手術は例え以前加入していた保険であっても変化していくようなものにはなっているので大昔の保険をずっと持っているということよりはリスクは低いようにも見えるが、これも同様に
公的医療保険制度がどのように変化するのかは誰にもわからない
というリスクはある。なので将来払えなくなるリスクと将来の制度的なリスクを考えると、独身世代から子育て世代(30代〜40代)までは、終身タイプと更新タイプの組み合わせが無難だと考えています。 終身医療で日額10,000円に入るより、終身医療と更新をそれぞれ5,000円にするとかね。とはいえ、これから子供が生まれる自分は既に
60代でも子育て世代確定なんですけどねー💦
自分のライフプランが定まらないファイナンシャルプランナーです。後はあくまで実損填補型の医療保険は公的医療保険に連動しているので、
労災や自由診療などによる入院に対しては補償されないことに注意してください。
ってかさ、それで結構相手の保険をひっくり返して来たな〜(笑)労災なんて基本会社持ちなんだから別にいいと思うんだけれど、定額型は出るからさー。
人間の欲は深いのです。
そして、それを
事前に説明して対抗話法をあらかじめしておかない
から
ダメなんです。
なので、そこの証券はお得意様でした。ごちそうさまでした。
でも、ソニー損保は自由診療はがんに関して多いだろうと注目してどっちからのアプローチなのかはわからないけれど、
セコム損害保険会社 メディコムと手を組んでいるって
上手ですわwさすが‼️