保険は損をする⁉️ー保険料の成り立ちを考えれば当然なのですー前編
さて、金融商品として、資産運用として唯一損を前提にしている商品という事を話しました。その記事がコチラ
で、なぜ損を前提にしているのかというと、保険料の仕組みを知ればわかるかと思います。以前も書いたような気もするんだけど、まぁどの記事なのかもわからないので改めてやっちゃおう‼️
まず保険料を決める上で重要な法則がある。それを
大数の法則
という。これはどんなものかというと。例えば、皆さんはサイコロの確率ってどれくらいかと思いますか❓
バカにしてんのか❓
とか言わないように💦まぁ、おわかりかと思いますが6分の1ですね。でも、この確率はサイコロを1回振っただけではどの数が出るのかも確率もわかりませんよね。つまり、サイコロを何十回、何百回と振る事で6分の1という結果が出るのです。このように
1つの事象に対して数多くの実例を集める事で一定の法則を見つけることができるのです。
サイコロが何の目が出るかはわからないけれど、何百回と振ることで6分の1という確率がわかるように例えば、人の死や病気に対しても、
誰がそのような状態になるかはわからないが、世の中全体でどれだけの確率で死亡または病気になるか
ということには
一定の法則を持つようになるのです。
この法則を使って各年齢、性別などによって死亡するリスクを数値化したものを死亡率と言います。これをあらかじめ見込んだものを
予定死亡率
という。その他には、保険料の中から将来の保険金などの支払いに備え積立・運用している資産の見込み収益率をあらわした
予定利率
保険料の中から支払われる人件費や会社の運営費などを見込んだ
予定事業費率
という3種類(予定基礎率という)が保険料の中には含まれているんです。
それらを踏まえて保険料が決定されるのです。因みに、予定死亡率や予定利率は保険契約の中身と直結するので純保険料と言い、予定事業費率によって算定される部分を付加保険料と言う。
では、その保険料をどのように契約者が負担していくのでしょうか❓そこで使われる法則が
収支相等の原則
という。これがどのようなものなのか次回、お話します‼️
読んだ方は是非🙇します↓