終身保険の特長…当たり前のことなんですが…。
ひと頃。特に外資系生命保険会社を中心として販売を伸ばした終身保険。一因は別にこの商品。元々国内生命保険会社でも長く扱って来た。なぜ、外資系生保がこの終身保険を驚異的に伸ばして来たかというと。それはひとえに
国内生命保険会社の転換制度の悪用
と言える。バブルがはじけ逆ざやになり、当初約束していた予定利率を確保できなくなった国内生命保険会社はこぞって、その解消のために(定期保険特約付)終身保険を転換してきた(転換制度についてはいつの日か)。当然、逆ざや解消という目的もあるため、また予定利率が非常に良い頃の商品のため転換価額(生保レディーは下取り価格と言っている)がかなり潤沢でいい成績になるわ。予定利率低い商品に切り替わるわ、終身保障額は下がるわ💦会社と生保レディ達にはいいことづくめだ。
もっと言えば、むかしは養老保険が一般的で終身への転換さえ改悪と言える内容だったものもあるんだから😅
転換制度自体を全て否定するつもりはないし💧また、会社が存続しなければもっと多くの顧客に迷惑をかけたかもしれないという理由もわかるのだが、とにかくやり方がまずかった💦そこで、その状況を逆手にとって昔の保険は良かったということで、国内生保に不信感を抱いた顧客を呼び込むことに成功した‼️
ただ現在のマイナス金利の中では、もはや終身保険も壊滅的な状況だ。特に円建は。だから現在既に加入している人は大事にされたし…なのは自分も同じ意見だけど…。今一度ここで基本的なことをおさらいしましょう。そもそも終身保険の主なメリットは
①一生涯保険料が上がらない。
②一生涯の保障を持てる。
③保障だけではなく貯蓄も兼ねている。
ってところかな。でもさぁ、今回は③についてなんだけれど、ちゃんと認識して欲しいのは、これって
andじゃなくてorだからね〜‼️
ってこと。自分が相談受けた人には意外といるのが、一挙両得みたいな気になっている人。
違うよ〜使い道はどっちかだけだからねぇ〜💦
要は、一生涯の保障が本当に必要なのだとしたら、貯蓄としての機能は使えないわけだからね。だって解約できないんだから。つまり、下ろすことの出来ないものにせっせと貯金してるってことだよ〜。逆に将来、一括または年金として受け取ろうとしているあなたは、その時は解約するわけだから保障としての機能はもうなくなるからね〜。
んなことわかってるよ❗️
って声が聞こえてきそうだね。
けどさぁ、そしたら何十年も掛けてその払戻率って
金融商品として本当に得かどうかもう一度見てみて❗️
色んな事情があるけれど意外と終身って最後まで継続できない事も多い。子供の進学費でやむにやまれぬことも多いんだよねぇ。6ポケットが期待できるならいいけれど。ましてその場合、低解約返戻型だと、解約金も通常の終身より70%くらい少ないわけだし😢結局学資やら他に生命保険入っていたりするなら、一般の生命保険料控除はそれだけでいっぱいになるわけだから。だったら個人年金保険料控除を使った方が有効じゃないかい❓ってなる。まぁ、そもそも外資は個人年金扱っていない所が多かったから養老や終身を原資として年金支払なんて目新しく言っているけれど、そんなの昔からある制度。まぁ、国内生保もその制度を話法として使いこなせなかったりするからしゃあないけどね。考えてみてほしいのだが生命保険会社も民間企業。
保障もあって貯金も出来てみんなウハウハだ〜で会社が成り立つわけがない❣️
餅は餅屋。貯蓄をしたいのであれば、それは証券会社や銀行に遅れを取るのはしょうがないのだよ。加入している人も、これから検討する人ももう一度、
何のためにそれが必要なのか
をちゃんと話し合ってね👍
読んだ方は是非🙇します↓