佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

豊かな老後って…何だろうね。

現在、医療に関わる仕事をしていて、どうなんだろうって思うことはたくさんある。そのうちの一つが生活保護者とそうではない家庭の介護サービスなどの支援体制だ。

 

生活保護の受給資格などについては、今は簡単にネットで検索すれば出てくるので、ここでは超ざっくりに留めておくと以下のようになる。

 

①援助してくれる身内がいない。

②まったく資産を持っていない。

③病気などやむ得ない理由で働けない。

④①〜③に当てはまり月の収入が最低生活費を下回っている。

 

ってところでしょうか?

不正受給はもっての外だし、条件を厳しくすればいいというものでもないでしょう。最後のセーフティネットとして機能してもらう必要な制度であることに異論はない。

 

でもさ、でもね、でもよ? 

保護を受け、施設へ入所している人より、大変そうだなぁ、と思うのが、いわゆる普通の家庭と言われている人たちの現状だ。個々の経歴を見れば、決して不遇な環境とは言えない勤務歴を持つ。でも、この家庭が受けたいサービスも費用面からなかなか導入することができない人もいる。介護度が思うように上がらず、家族も毎日が介護中心の生活だ。家だって年を取り掃除もなかなか出来ず、汚宅とかしている。一方で保護を受けつつキレイな施設に入っている人もいる中で…だ。言い方は悪いが、これなら下手に年金もらうより保護を受けた方がいいんじゃないかって頭をよぎることh自然だよ。責められないでしょ。

 

勘違いして欲しくないのは、生活保護で看ている彼ら(彼女ら)は、間違いなく保護の対象であって、保護されるべき人なのだ。ただ、長年ちゃんと勤務してきた人たちが、いわゆる豊かな老後を迎えられていない。そして家族も巻き込まれてしまっていることが考えされられちゃうのだ。

 

医療の現場にいる前からも、保護を受けている人は結構、見てきた。それは、シングルマザーである。子供の教育、育児で就職が出来ず、時間に融通がきくと言われている生命保険業界へ来る人は多い。だが、募集環境悪化の一途を辿る生命保険業界で成功する人は多くない。また、保護に逆戻りだ。そもそも個人事業主としてスタートする生保レディーの初任給は少なく、保護を完全脱却するようになるまでには時間がかかる。ただ、厳しいことを言わせてもらえれば、中にはやるべき事をやらずに脱却するつもりがあるのかという風に感じる人もいれば、あっけらかんと全額不支給になるのは困ると言い切る人もいた😅まぁ、仕事をしなくてもある程度最低限の生活保障されるわけだもんね。そりゃそうなるよなぁ💧問題になった、ある役所の気持ちもわからんでもないわと思うことも正直あった。

 

豊かな老後の為には自助努力が必要ということは、その通りではあるけど、基本的な社会保障の改善が必須だと思う。これじゃあ、年金なんて払ってられないと思う人が多くなるのも無理はない。まぁ、年金の役割は老齢年金ばかりがクローズアップされるけれど、障害年金や遺族年金も考えれば払っていた方がいいのは言うまでもないんだけれど。問題は、これらの制度が公的扶助より魅力あるものになっていないことなんじゃないかな。個人的には年金保険料なんて税金のように強制でいいと思っているけれど、その為にはまず、魅了ある制度にしてもらわないとなぁ。そんなこと考えながら毎日訪問してます。