佳◯(よしまる)流 家計のそもさん/せっぱ

家庭(または企業)のスリム化や資産運用を応援のはずが今やただの雑記ブログに…w

今度、会ってこよう。

基本的には世の中何があるかわからないので、電話帳はあまり消さない。

 

自分の性格は、こんな感じ。もう何年も連絡を取っていない人。20年前のPHSの頃から連絡を取っていない人の番号もある程度、残している。

 

永らくいた生保業界は自分の携帯を使用していた。だから、1回しか連絡したことのない人なども、残っている時もある。まぁ、半分は面倒くさがり屋でもあるから、ポリシーってほどじゃないけれど。

 

先日、着信が入っていた。3回も。自分が初任地だった所で既契約だったお客さんだ。もう自分が訪問した時には既に70歳こえていたかなぁ。子供の保険とか入ってくれないかなぁとか思って訪問したけれど、多分、定年退職されて暇だし、話し相手もいなかったのでしょう。いつも2時間くらい話されて何もならなかったのを覚えている。飛び込みで疲れたり、さぼりたいなと思った時に顔を出していたけれど、時々、話の長さに今日は来るんじゃなかったなぁって思う時も正直あったくらい😅

 

結局、息子さんの保険は🆗してくれたけれど、土壇場で息子さんからNG。最終的には国内生保ではあまり旨味のないご本人の医療保険のみ頂いた。その後、転勤し夏と冬、ちょっとした手紙をフォローを込めて送っていただけだったが、その度に転勤先に連絡をくれたけれど、自分が転職し、すっかり疎遠になっていた。

 

人間悪いことを考えるもので、着信があった時、最初に思ったのは、何か不正な募集行為でもしたっけとかそんなことばかり思ってしまった。それで会社の追求でもあって、どう言えばいい?みたいな。どれだけ叩けば埃が出るんだ俺。そんなにないよなぇ。とか頭を巡らせつつ、3回もあったから、かけ直してみたら、何のことはない。仕事を代えて元気しているかなぁって思っただけとのこと☺️

 

もう、10年くらい会っていないのにねぇ。80歳になったのかなぁ。医療業界にいて同年代で体調を崩している患者さん達を毎日見ている自分としては、ホントその声の張りは元気だなぁって話しながら感じていた。こんなに会っていないのに気にしてくれてたなんてって申し訳なくも同時に思った。どうしても、業績の世界にいると大口の顧客ばかりに目が行ってしまう中で、それでも自分のやってきた仕事を、自分自身を気にしてくれた人がこうやっているのであれば、それは本当に良かったなぁってちょっとだけ報われた気がする。今でも時々、一緒に働いた部下から相談の連絡が来ることもある。わざわざ東京に研修だからって飲みに来てくれた人もいる。会社に勤めると、辞めた人は負けた人。或いは、その人がその後の人生うまく行っている話なんて聞きたくないという嫉妬から連絡が取れなくなる人も多い。特に同じ職務の人とかね💧辞めた後で、声を掛けてくれた人や部下が自分の仕事の本当の財産なのかもしれないなぁ。人との付き合いって環境やその時々で変わるけれど、だからこそ出会いの一つひとつって大事なのかもしれないよね。あの人も、もう年だよなぁ。当たり前の毎日が当たり前じゃなくなる日が来るのを毎日見ている。

 

それなのに自分だけは違うって思う自分。でも、それって思い込んでいる。いや、思い込もうとしているだけなんだよね。後、何回この人と話ができるんだろう?近くに住んでいるわけじゃないから、近所ですれ違うなんてことは絶対にないんだから「今度仙台戻って来たら寄ってよ」って言われているうちに会わないとなぁ。

 

そう思ったら、あの人も、この人も嫌いじゃないのにケンカして疎遠になった人も今どうしているんだろう。そうだな、行動しようと思わなきゃ。今度、会ってこよう。